広告の制作から配信、成果までを一貫してつなげられるエージェンシーはどこでしょうか?今回選んだ2026年版 フランスのオンライン広告エージェンシー トップ10では、ソーシャル動画と広告運用を組み合わせたいブランド向けにEsekaiを1位としています。検索連動型広告が中心の場合は、フランスのおすすめGoogle広告エージェンシーもあわせてご覧ください。
このリストのエージェンシーは、検索エンジンでの集客、ソーシャル広告、UGC制作、グロース施策など、それぞれ異なるニーズに対応しています。そのため、最適な選択は、売上、見込み顧客の獲得、来店促進といった自社のチャネルと目標によって変わります。提案を比較する際は、開始前にKPIを定め、エージェンシーの報酬と媒体費を分けて考えましょう。France Numのガイドでは、オンライン広告のフォーマットとその計測指標が整理されています。
10社の比較早見表
| 順位 | エージェンシー | 専門分野 | プラットフォームと対応範囲 | 公開されている指標 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Esekai | 縦型動画、広告クリエイティブ | Meta Ads、TikTok Ads、制作と運用 | 350社以上のブランドを支援、累計数値は同社発表 |
| 2 | Takema | UGCと広告コンテンツ | 制作、クリエイティブ戦略、ソーシャル広告の支援 | 同社によると1,000社以上のブランドと7,000人のクリエイター |
| 3 | Katall | TikTok広告と戦略 | TikTok Ads、UGC、クリエイター、アカウント運用 | 同社が公開するCulture & Formationの事例 |
| 4 | Neads | ソーシャル向けクリエイティブとペイドソーシャル | TikTok、Meta、Snapchat、YouTube Ads | 運用媒体費1,000万ユーロ以上(同社発表) |
| 5 | Viro | 成果重視のショート動画 | 制作、分析、レポーティング | 動画10本パック、納期は21日と記載 |
| 6 | WOO | インフルエンサー、UGC、ソーシャル戦略 | ペイドソーシャル、ソーシャルコマース、アクティベーション | 10年以上の実績を公表 |
| 7 | Growth Room | 集客とグロースマーケティング | 広告、見込み客開拓、SEO、アナリティクス | 同社が挙げるToyota Material Handlingの事例 |
| 8 | Clic Monkey | リスティング広告とキャンペーン | Google、Bing、Meta、LinkedIn、Pinterest、YouTube | 効果測定とキャンペーン運用を強みとして提示 |
| 9 | Convertix | Google Ads、Meta Ads、トラッキング | 集客、最適化、コンバージョン計測 | 170社以上の支援実績(同社発表) |
| 10 | Supernovads | パフォーマンス広告とクリエイティブ | 広告とAIを軸としたポジショニング | マルセイユ(Marseille)拠点として掲載 |
1. Esekai

こんな企業におすすめ:縦型の広告動画を制作し、ソーシャルキャンペーンの運用とあわせて展開したいブランド。
Esekaiはパリを拠点とするスタジオで、戦略や台本作成から撮影、編集までブランドを支援しています。制作はMeta AdsやTikTok Adsでの媒体運用、またはソーシャルメディア運用と組み合わせることができます。撮影はパリをはじめ、フランス全土で対応可能です。
ソーシャルキャンペーンでは、制作と配信が近い距離にあることで、フォーマットの展開やクリエイティブテストがしやすくなります。Creative Adsサービス、TikTok広告エージェンシーとしてのサービス、またはフランスのおすすめCreative Adsエージェンシーに関する分析もぜひご覧ください。
Esekaiは350社以上のブランドを支援してきたとしており、累計で5,000万ユーロ以上の売上創出と5億回の再生数を掲げています。これらの全体数値は同社が公表する実績であり、各キャンペーンで見込まれる成果を示すものではありません。見積もりは動画の本数と運用範囲によって異なります。媒体費は制作費とは別です。
メリット:
- 動画制作、戦略、媒体運用を一つの支援体制にまとめられます。
- プロジェクトの範囲に応じて、各サービスを個別に依頼することもできます。
- 撮影はフランス全土で手配できます。
デメリット:
- 最低契約期間が6か月のため、単発のテストにはやや不向きです。
- 公開されている運用実績は主にMeta AdsとTikTok Adsです。Google検索が中心の戦略であれば、SEA専門のエージェンシーとも比較しましょう。
2. Takema

こんな企業におすすめ:UGC動画やクリエイティブのバリエーションでソーシャルキャンペーンを強化したいブランド。
Takemaは、クリエイターと組んだ縦型コンテンツの制作に加え、クリエイティブ戦略や台本の準備に力を入れています。同社サイトでは、7,000人以上のフランス人クリエイターのネットワークと、1,000社以上のブランド支援実績が紹介されています。これらの数値は同社が公表しているものです。
すでに社内に媒体運用チームがあり、クリエイティブを刷新したいブランドや、テスト用のコンテンツを量産する体制を整えたいブランドに向いている可能性があります。公開情報では、複数媒体にわたるキャンペーンの一括運用よりも、クリエイターの手配と制作が強調されています。媒体の買い付け担当も探している場合は、役割分担を確認しましょう。
メリット:
- 大規模とされるクリエイターネットワークにより、ブリーフに合った人材を見つけやすくなります。
- クリエイティブ戦略、台本、動画を一つのプロジェクトにまとめられます。
デメリット:
- キャンペーンの日々の運用も任せたい場合は、提案書で媒体運用の範囲を明確にしてもらいましょう。
3. Katall

こんな企業におすすめ:TikTokをコンテンツ、インフルエンサー施策、集客の重要なチャネルと位置づける企業。
Katallは、TikTok戦略、UGC制作、TikTok Adsキャンペーン、アカウント運用を組み合わせています。同社は1,000人以上のクリエイターと協業しているとし、TikTok Marketing Partnerであると紹介しています。そのため、制作から有料での拡散まで、同プラットフォームでの施策の複数の段階をカバーできます。
Culture & Formationの事例では、Katallは6か月で9,000件以上の質の高いリードを獲得し、310本の広告動画を制作したと報告しています。これは特定の顧客事例の結果であり、キャンペーンの平均値ではありません。GoogleやMetaも活用する集客計画の場合は、それらのチャネルにどのチームや手法が充てられるのかを確認しましょう。
メリット:
- TikTokへの明確な特化により、コンテンツ、クリエイター、有料配信がつながっています。
- 一定期間における動画本数とリード獲得を結びつけた顧客事例があります。
デメリット:
- TikTokが軸となっています。検索広告に特化したパートナーを優先したいブランドは、他の候補とも比較すべきです。
4. Neads

こんな企業におすすめ:クリエイティブ、インフルエンサー施策、有料広告を組み合わせたソーシャルメディア戦略を求めるブランド。
Neadsは、クリエイティブスタジオとペイドソーシャルのサービスを組み合わせています。TikTok、Reels、Shorts向けのフォーマットに加え、TikTok、Facebook、Snapchat、YouTube Adsでのキャンペーンを提供しています。運用媒体費は1,000万ユーロ以上としています。この数値は同社が公表するもので、媒体買い付けにおける同社の経験を示す参考情報です。
この対応範囲であれば、複数のソーシャルメディアでクリエイティブと配信を連携させることが検討できます。Google検索やShoppingが優先事項の場合は、同社が主に打ち出しているのはソーシャルプラットフォームであるため、その領域が契約範囲に含まれるかを確認しましょう。
メリット:
- ソーシャル向けクリエイティブ、インフルエンサー施策、広告運用が一つのサービスにまとまっています。
- 複数の動画・ソーシャルプラットフォームが対応範囲として示されています。
デメリット:
- 打ち出している専門領域は主にソーシャルです。検索広告のニーズが大きい場合は、追加で範囲のすり合わせが必要です。
5. Viro

こんな企業におすすめ:ショート動画をシリーズで制作し、配信後の成果を追跡したいブランド。
Viroは縦型動画の制作を中心としたサービスを提供しており、コンテンツ戦略、コンセプト、台本、撮影、編集、レポーティングまでを手がけます。同社サイトでは、プロジェクト開始から21日で納品される動画10本のパックが紹介されています。また、120社以上のブランドと取引実績があるとしています。
この形式は、クリエイティブを刷新したい企業や、複数の切り口をテストしたい企業に適しています。確認したページでは、制作と成果分析が重視されています。媒体の買い付けも任せたい場合は、このサービスが含まれるか、広告予算がどのように管理されるかを確認しましょう。
メリット:
- パックと納期が明示されており、制作を進めるうえでの具体的な枠組みがわかります。
- 記載されているプロセスは、戦略からレポーティングまでをカバーしています。
デメリット:
- 媒体買い付けの運用は、紹介されているサービスの中心ではありません。広告運用を一括で任せたい場合は確認しましょう。
6. WOO

こんな企業におすすめ:ソーシャル広告、インフルエンサー施策、ソーシャルコマースをブランド戦略に組み込みたいブランド。
WOOは、ソーシャル戦略、インフルエンサー施策、UGCコンテンツ、ペイド広告、ソーシャルコマースの分野でブランドを支援しています。キャンペーン実績には、SephoraとTabasco、Kiabi、Allianzなどが含まれます。単発の集客キャンペーンにとどまらず、ソーシャルでのアクティベーションを構築したいブランドに適したポジショニングです。
幅広い専門性は、有料広告を補完する形で、認知拡大やインフルエンサー施策のプロジェクトに活かせます。売上やリード獲得が目的の場合は、コンバージョンの計測方法と、媒体費を制作費、インフルエンサー費用、イベント費用とどう区別するかを確認しましょう。
メリット:
- インフルエンサー施策、コンテンツ、ソーシャル広告、ブランドアクティベーションを結ぶ幅広いサービスです。
- ポートフォリオでは、ブランドとのキャンペーン事例が紹介されています。
デメリット:
- 対応範囲が複数の業務にわたる場合があります。成果物、KPI、各項目への配分額を明確にしてもらいましょう。
7. Growth Room

こんな企業におすすめ:広告キャンペーンを、より広い集客戦略と結びつけたい企業。
Growth Roomは、広告キャンペーン、デジタルでの見込み客開拓、SEOを組み合わせたグロースマーケティングのアプローチをとっています。単一の広告チャネルではなく、集客の複数の段階に取り組みたいチームに向いています。同社は、521件のリードと280万ユーロのパイプラインを生んだToyota Material Handlingの事例を紹介しています。これらの数値は、Growth Roomが提示するこの事例に関するものです。
この候補を選ぶ前に、広告、見込み客開拓、SEOの間でリソースがどう配分されるかを確認しましょう。広告動画の制作やソーシャル広告アカウントの運用だけが目的であれば、その領域に特化した専門会社のほうが適している場合があります。
メリット:
- 対応領域は広告とその他の集客施策を組み合わせています。
- 顧客事例では、キャンペーンのリーチだけでなく、リード数とパイプラインが数値化されています。
デメリット:
- サービスの幅が広いため、実際に含まれるチャネルと、それぞれに紐づくKPIを明確にする必要があります。
8. Clic Monkey
こんな企業におすすめ:複数のプラットフォームで検索、Shopping、ディスプレイのキャンペーンを運用したい企業。
Clic Monkeyは、Google、Bing、Meta、LinkedIn、Pinterest、YouTubeでのリスティング広告とキャンペーン運用のサービスを提供しています。同社のページでは、Google Shopping、Display、Google Tag Manager、Google Analyticsにも言及しています。この組み合わせにより、複数の集客チャネルをカバーし、成果を測定したい広告主にとって有力な候補となります。
同社が打ち出しているのは、主にリスティングとキャンペーンの運用です。UGC動画や広告クリエイティブの定期的な制作が主なニーズであれば、その制作を社内で行うのか、パートナーに委託するのかを確認しましょう。
メリット:
- 挙げられているチャネルは、検索エンジン、ソーシャルメディア、動画、Shoppingをカバーしています。
- 同社が紹介するツールには、成果測定も含まれています。
デメリット:
- 本記事で紹介した事業内容では、動画コンテンツ制作は中心的な位置づけではありません。クリエイティブなソーシャル広告を軸にしたプランを検討する場合は、この点を確認してください。
9. Convertix
こんな企業におすすめ:Google Ads と Meta Ads のキャンペーンを、集客とコンバージョン計測に強いチームに任せたい企業。
Convertix は、Google Ads と Meta Ads の運用に加え、サーバーサイドトラッキングを強みとして打ち出しています。公式サイトによると、6名の専門家チームで170社以上の支援実績があるとのことです。これらの数字はエージェンシー自身が公表しているものです。キャンペーン運用、最適化、計測の整備をまとめて任せたい企業に適した業務範囲といえます。
契約前に、どのコンバージョンを計測するのか、アカウントへのアクセス権やデータをどう管理するのか、成果をどのように帰属させるのかを確認しましょう。ソーシャル向けコンテンツの制作も含むプランであれば、見積もりに記載された役割分担もチェックしてください。
メリット:
- 紹介されているサービスの中心は、明らかに Google Ads と Meta Ads です。
- コンバージョン計測とサーバーサイドトラッキングも、強みとして掲げられている専門分野です。
デメリット:
- 業務範囲は有料広告による集客に絞られています。クリエイティブ制作やオーガニック運用が必要な場合は、別途確認してください。
10. Supernovads
こんな企業におすすめ:パフォーマンス広告、クリエイティブ、AI を軸にしたサービスを検討したい広告主。
参照した資料では、Supernovads は Marseille(マルセイユ)を拠点とし、パフォーマンス重視かつ AI を活用したクリエイティブ制作を行う広告エージェンシーとして紹介されています。広告クリエイティブ制作とパフォーマンス重視のアプローチを比較検討したい企業にとって、興味深い選択肢となるでしょう。自社に合うかを判断するには、対応プラットフォーム、キャンペーン事例、提案される運用体制の詳細を確認してください。
ここで比較できる情報だけでは、対応チャネルの全体像や特定のクライアントに帰属する成果までは明らかではありません。要件整理のための打ち合わせと詳細な提案を受けることで、より専門性の高いエージェンシーと比較しやすくなります。
メリット:
- 広告クリエイティブとパフォーマンスを組み合わせた事業方針です。
- Marseille に拠点があるため、南仏に根ざしたパートナーを重視する企業に適しています。
デメリット:
- 見積もりを比較する前に、対象プラットフォーム、計測方法、含まれるクリエイティブ制作の範囲を明確にしましょう。
Web 広告代理店の選び方とは?
見積もりを比較する前に、キャンペーンによってどのような行動を変えたいのかを考えましょう。EC サイトなら購入、地域の店舗なら来店、B2B 企業なら質の高い問い合わせが目標になるでしょう。Google Ads のコンバージョン計測では、購入、登録、電話、サイト上のアクションなどを区別して計測できます。キャンペーン開始前に指標を決めておきましょう。
次に、各 SNS に適したクリエイティブを制作できるエージェンシーかどうかを確認します。TikTok の広告クリエイティブに関する公式ガイドラインでは、縦型フォーマット、プラットフォームならではの表現、複数パターンのテストが重視されています。メディア運用だけを担い、クリエイティブを調整しないエージェンシーの場合、この工程が自社チームの負担になる可能性があります。誰が広告の企画・撮影・編集・テストを担当するのかを明確にしましょう。
最後に、レポートのサンプルと広告アカウントへのアクセス権の詳細を確認しましょう。プラットフォームに支払う広告費は、エージェンシーの手数料や制作費とは別のものです。リターゲティングやトラッカーを利用する場合は、その設定に関する各者の責任範囲も確認してください。CNIL によるターゲティング広告の解説では、こうしたターゲティングにおける個人情報とトラッカーの役割が説明されています。
まとめ:優先事項に合わせて選ぶ
最適な選択は、最も重視するニーズによって異なります。Google Ads、ソーシャル広告、動画制作、マルチチャネルでの集客などです。縦型動画と Meta や TikTok のキャンペーンを連携させたいブランドには、クリエイティブ制作と運用を一体で提供する Esekai をまず検討することをおすすめします。そのうえで、正確な業務範囲、コンバージョン指標、別枠の広告予算、契約期間を比較してから決定しましょう。
動画クリエイティブと広告キャンペーンを連携させましょう
すでに Web 広告を運用しているものの、クリエイティブのバリエーションが不足していたり、制作にチームの手間がかかりすぎていたりしませんか?私たちは動画戦略から撮影・編集までをサポートし、そのクリエイティブを TikTok Ads や Meta Ads のメディア運用と連携させることができます。

動画の本数や運用の範囲は、プロジェクトに合わせて調整します。制作のみのご依頼も、メディア運用やソーシャルメディア運用と組み合わせたご依頼も可能です。広告予算は制作費とは別で、ご要望に応じてお見積もりを作成します。キャンペーンについてご相談の際は、Web 広告キャンペーンのための Meta Ads エージェンシーのページをご覧ください。
よくある質問
SEA エージェンシーとソーシャル広告エージェンシーの違いとは?
SEA エージェンシーは一般的に、Google Ads などの検索エンジン広告を運用します。ソーシャル広告エージェンシーは、Meta や TikTok などの SNS 上の広告を運用します。
広告クリエイティブの制作も同じエージェンシーに任せるべき?
必須ではありませんが、制作と配信を連携させるとテストや改善がスムーズになります。2社に依頼する場合は、誰が成果を共有し、その知見を新しいクリエイティブに反映するのかを決めておきましょう。
エージェンシーの料金はどう比較する?
手数料、クリエイティブ制作費、プラットフォームに支払う広告費を分けた見積もりを依頼しましょう。納品物、レポートの頻度、契約期間もあわせて比較してください。
レポートで求めるべき指標は?
売上、見込み客、電話、来店など、目的に応じて指標を選びましょう。コンバージョンがどのように定義され、キャンペーンとどう紐づけられているかも確認してください。
TikTok 専門のエージェンシーは Google Ads も運用できる?
複数のプラットフォームに対応するエージェンシーもありますが、TikTok に特化しているからといって、検索広告の専門性があるとは限りません。Google Ads について、スキル、実績、提案される役割分担を確認しましょう。